2014年1月16日木曜日

坂町坂だより NO.316


 

 先週と手順前後となってしまったが、クリスマス礼拝と祝会のお恵みを報告しておきたい。特に2013年は体調が優れず説教をして頂けなかったM名誉牧師が2ヶ月ぶりに礼拝に出席され、恒例となっているスペシャルクイズを「渾身の力」を注いで出題され、お元気な様子に皆が喜び感謝した。礼拝には御近所の方々や教会員の夫々の友人が参加され、初めての方々も含めて祝会を持つことができた。なかでもCS(子どもたち)の出し物が無事にご披露できたことが大きな感謝であった。

 多くの教会で子どもたちが減少し、またいなくなっている現状がある。当教会も数人の小さな子どもたちとCS礼拝を守っている。スタッフが4人で子どもが1人ということもあれば出席者なしの日もある。クリスマスに向けての準備・練習がほとんどできないことが常態化している。イエスさまの誕生劇ページェントを演ずることなど夢物語である。その夢を別な形で可能にしているのがエプロン・シアターである。

 実は妻の友人S姉から、そのS姉の叔母さんの友人I姉の手作りエプロン・シアターを被災地の幼稚園や保育園に届けたいとの申し出があった。2011年の夏頃大槌のおさなご幼稚園・釜石保育園・千厩教会CSに、「ジャックと豆の木」「3匹ヤギのガラガラドン」など7~8点をお届けし大変喜ばれた。その出来栄えは本当に素晴らしいもので、個人的にも欲しいと思った程である。一昨年そのI姉に、クリスマス・ページェント用のものをと特注させて頂いた。クリスチャンでないI姉にはクリスマス物語をお読み頂き、試行錯誤で完成したのが、日本にただ一つのクリスマス・ページェント用エプロン・シアターである。実際にはエプロンではなく、縦65cm横80cmの四角形の布生地を舞台として、マジックテープで布製の人形を貼り付けてゆく。
 
 12年のクリスマスが初演、13年は妻の友人のS姉も礼拝に来られた。会食後の本番直前に初顔合わせの総練習、まさにぶっつけ本番!台本の朗読、セリフの部分に加え、子どもさんびかを数曲挿入して物語を構成、場面毎に人形を貼り替えてゆく。元長老のA兄には羊飼い姿で讃美歌独唱をお願いし、天使役の牧師と、マリア役のMちゃんとソロやかけ合いを加えた2度目の「公演」は好評の内に大きな拍手を頂いた。

0 件のコメント:

コメントを投稿