先週と手順前後となってしまったが、クリスマス礼拝と祝会のお恵みを報告しておきたい。特に2013年は体調が優れず説教をして頂けなかったM名誉牧師が2ヶ月ぶりに礼拝に出席され、恒例となっているスペシャルクイズを「渾身の力」を注いで出題され、お元気な様子に皆が喜び感謝した。礼拝には御近所の方々や教会員の夫々の友人が参加され、初めての方々も含めて祝会を持つことができた。なかでもCS(子どもたち)の出し物が無事にご披露できたことが大きな感謝であった。
多くの教会で子どもたちが減少し、またいなくなっている現状がある。当教会も数人の小さな子どもたちとCS礼拝を守っている。スタッフが4人で子どもが1人ということもあれば出席者なしの日もある。クリスマスに向けての準備・練習がほとんどできないことが常態化している。イエスさまの誕生劇ページェントを演ずることなど夢物語である。その夢を別な形で可能にしているのがエプロン・シアターである。
実は妻の友人S姉から、そのS姉の叔母さんの友人I姉の手作りエプロン・シアターを被災地の幼稚園や保育園に届けたいとの申し出があった。2011年の夏頃大槌のおさなご幼稚園・釜石保育園・千厩教会CSに、「ジャックと豆の木」「3匹ヤギのガラガラドン」など7~8点をお届けし大変喜ばれた。その出来栄えは本当に素晴らしいもので、個人的にも欲しいと思った程である。一昨年そのI姉に、クリスマス・ページェント用のものをと特注させて頂いた。クリスチャンでないI姉にはクリスマス物語をお読み頂き、試行錯誤で完成したのが、日本にただ一つのクリスマス・ページェント用エプロン・シアターである。実際にはエプロンではなく、縦65cm横80cmの四角形の布生地を舞台として、マジックテープで布製の人形を貼り付けてゆく。
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